道路建設株式会社

DXについて

Digital Transformation

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トップメッセージ

デジタル・ITを活用してより楽な業務を。本質に迫る業務を。そして、イノベーションへ。

かつてはアナログな業務がメインだった弊社ですが、社員が楽をできるために様々なIT投資を行ってきました。「楽」という言葉は時にネガティブに聞こえるかもしれませんが、社員が必死になりながら生産性の低い仕事をしている状況から、まずは抜け出すことが大切でした。

楽ができるようになって、いよいよ本来注力すべきクリエイティブな業務、本質に迫る業務、ワクワクするような「楽しい」業務に集中できるようになります。弊社はデジタル・ITを活用し、「その業務の本質は何か」を楽しみながら考え続ける集団を目指しています。

本質に迫った先にはイノベーションがあります。本質をとことん突き詰めるからこそ、化学反応が起こり、イノベーションが生まれると信じています。飛躍的な生産性向上≒イノベーションを目指し、企業として持続的に成長し続けるためにDX戦略を策定しました。DX戦略を推進し、社員が楽しみながら仕事をすることで企業が発展し、地域のインフラを支える企業として社会に貢献し続けます。

代表取締役社長 宮﨑 健悟

DX推進ビジョン

現場 建設DXを推進させることにより、現場の生産性が向上し続ける環境を整え、施工管理プロセス全体を進化させることで、「より生産性の高い」「より安全性の高い」現場へと変革させます。
業務 各業務のデジタイゼーション・デジタライゼーションを推進し、省力化省人化(自動化)を図りながら新たな中小建設企業の業務の在り方を目指します。
働き方 社内ITインフラを基盤に、効率的なコミュニケーションと業務集中環境を整えることで生産性を向上させると同時に、オフィス勤務と在宅勤務を自由に選択することで、ライフワークバランスの確立と社員の幸せを追求します。
健康経営 健診結果やストレスチェック結果、勤怠状況等を一元管理する産業保健のDXを推進し、健康増進への投資および取組みを通した活力ある職場環境整備によって、社員のエンゲージメント向上を達成します。

基本方針

  1. 常に「楽」ができるツールやサービスを模索し、社員が本来業務に集中できる環境を目指すことで、当社が提供できる付加価値を増大します。
  2. 過去や現状だけを意識せず、未来を見据えて何ができるのかを考え、イノベーションを起こします。
  3. デジタル技術とデータ活用による組織的な労働安全衛生活動を通し、働き手の安全と健康を守ります。

DX戦略の達成状況に係る指標

人事売上高(完成工事高/総労働時間)

ICT施工導入率(ICTを導入している現場数/全現場数)

DX推進における施策と具体的な取り組み

DX戦略を効果的に進めるための体制

ITスキルとコミュニケーションスキルを活用した現場業務サポート体制を構築。

現場業務負担軽減や女性活躍推進を実現しています。

DX戦略を効果的に進めるための体制

最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策

工事部
モバイルテクノロジー、工事情報のデジタル化、施工のデジタル化等、ICTや新技術の活用により、安全性や施工効率の向上を実現します。
行動のDXとして、WEB会議の実施やCIMを活用した打ち合わせを積極的に行い、タイムラグの少ない情報共有を実施しています。移動時間の削減や車での移動減少はCO2排出量の削減にもつながり、環境への影響抑制にも貢献しています。また、チャットを用いて情報共有を行うことで、即時性を高め、かつ社内コミュニケーションを促進する等、シーンに応じたツールを活用しています。
モノのDXとして、3Dテクノロジーや施工管理システムを効果的に用いることで、管理作業の軽減や資料作成時間の短縮につなげています。工事日報もデジタル化することで、作成時間を短縮するだけでなく、集計作業の省力化や工事情報のリアルタイムでの共有を可能としています。

建設ディレクター室
工事施工に係るデータの整理及び処理、提出する書類の作成やICT業務等を行う専門部署を2022年4月に新設しました。現場とオフィスをつなぎ、業務の可視化・標準化を目指しています。システム間の連動で業務が効率化し、クラウド上で複数人同時操作での書類作成が可能になったことでテレワーク化も推進しています。

IT推進室

社内ITインフラ管理に留まらず、工事部門やバックオフィスのビジネス改善、業務改善のための適切なIT技術導入を推進しています。勤怠管理システム、ワークフローシステムの導入。紙文化からの脱却及びデータの有効活用等により、事務作業の手間を大幅に削減しています。IT・DX人材を育成する為、建設DX推進に欠かせない無人航空従事者試験(ドローン検定)3級の取得を必須とし、その他 IT・DXに関連する資格の取得を推進しています。

施工における最新技術導入事例

施工・品質管理
点群データを段階的に取得した上で、AR(拡張現実情報)として表示することにより、施工した埋設物の情報を視覚的に把握。施工済みの管路を段階的に可視化することにより、適正な管路配置状況を証明。その他3Dテクノロジーを用いた計測作業、管理作業を導入し、省人化、省力化及び経済性の向上を実現しています。

安全衛生管理
Web会議方式を利用し、本社講師による安全訓練を毎月実施。社内に蓄積されている情報やノウハウを適切に共有し、安全性の向上につなげています。
工事現場にライブカメラを設置して、現場ライブ中継システムを導入。遠方からも客観的に現場の安全管理を行い、不適切な作業が発生した場合は即時に是正し、事故を未然に防ぐ取組も実施しています。

地域貢献
工事現場近隣住民用に工事お知らせウェブシステムを導入。紙媒体だけではなくウェブ上での情報発信も実施することで地域住民に対して工事への理解向上を図っています。
地域の高校に出向き、建設DX化についての出前授業を実施。次世代のIT・DXに関連するリテラシー向上にも寄与しています。

業務プロセス改善・最適化

  • クラウドツール(ワークフローシステム、経費精算システム等)を活用することで、ペーパーレス化を促進。
  • 基幹システムとクラウドツールを連携することで、起案~承認までスムーズな処理を実現。
  • 基幹システムをクラウド化(2023年4月運用開始)することで、スムーズなアクセスや事業継続性の向上を実現。

安全・安定した業務環境の構築

  • 24時間365日監視&保守付きのネットワークを導入し、安全・安定した通信を確保。事業継続性の向上にも貢献。
  • 資産管理システムを導入し、社用端末の状況把握や、ソフトウェア管理を行い、各種デバイスの健全性を確保。
  • クライアント証明書を導入し、各種クラウドサービスを利用できる業務端末に制限をかける事で、情報漏洩対策及び、社内のセキュリティ意識向上。
  • リモート業務を実現させる為、社外から安全に社内へ接続できる環境を構築。

セキュリティ対策自己宣言企業
中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言
する制度「SECURITY ACTION」の二つ星を宣言しました。

DX推進の具体的な取り組み

  • 勤怠管理システムの導入により、労働時間を正確に把握し、各種アラートにより、労働時間の超過を防止。
    及び、出勤表の電子化に伴うペーパーレス化の促進、及び有給休暇の管理機能による取得促進。
  • 資産管理システムを活用し、終業時刻になると社用PCを強制シャットダウンすることで、残業の抑制、業務効率化の意識改革を促進。
  • 各種システムの活用により、ライフワークバランスを推進し、プライベートの充実や自己啓発の時間を確保。

今後は各種システム間連携を促進し、さらなる円滑化を図り、業務プロセスの最適化を推進していく予定です。

道路建設株式会社

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