技術の紹介
Introduction
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アスファルト舗装
Asphalt Pavement
アスファルト混合物(砕石、砂、アスファルトなどを加熱し混合したもの)を敷き均し、転圧して施工するものです。一般に、表層・基層・路盤からなり、路床上に構築されます。 施工後、数時間で開放(利用)が可能で、排水性・静音性に優れています。
砕石マスチック(SMA)舗装
粗骨材の間隙を細骨材、フィラー、アスファルトからなるアスファルトモルタルで充てんした、ギャップ粒度のアスファルト混合物を用いた舗装です。耐流動性、耐磨耗性を確保し、重交通の表層、橋面舗装の下層として用いられます。
半たわみ性舗装
舗装表面の耐流動性、耐油性、明色性を向上させるため、空隙率の大きな開粒度アスファルト混合物に浸透用のセメントミルクを適量浸透(全浸透または半浸透)させます。セメントの剛性とアスファルトのたわみ性を併せ持つ性質があります。このため、交差点、バスターミナル、コンテナターミナル、ガソリンスタンド、トンネル、牛舎などに用いられます。
橋面舗装(グースアスファルト)
4層で構成され鋼床版を兼ねた下層などの防水層として用いるもので、不透水層のたわみ性を有するものです。流動性を高めるため、クッカ車の中で混練し、専用のフィニッシャで敷き均します。
排水性舗装
空隙率の高い多孔質なアスファルト排水性混合物を表層・基層に用い、排水性混合物層の下に不透水層を設け、路盤への浸透を防止するものです。主に交通量の多い車道、または歩道に適用されます。また『沿道環境保全』の立場から市街地舗装で使われています。
ガラスカレット路盤材工法
ガラスカレット(廃棄ガラスを破砕処理し、粒状に加工したもの)を用いる施工方法です。廃棄ガラスを再利用するため通常の工事に比べ低コストで、かつ舗装面の仕上りも通常のアスファルト舗装と変わりません。また冬期間に土壌が凍結し、隆起すること(凍土)で生じる路面へのダメージを和らげることができます。
コンクリート舗装
Concrete pavement
コンクリート舗装
アスファルト舗装の合材部分がコンクリート(砂、砂利、水などをセメントで凝固させた硬化物)に変わったものです。コンクリートは非常に強固ですが、施工後、数日間の養生が必要で、すぐに開放(利用)できません。また、雨の日など表面が濡れている場合は、非常に滑りやすくなります。
その他の舗装
Other pavements
インターロッキング舗装
サンドクッションの上にインターロッキングブロックを設置するものです。歴史的街並み、バス停、公園、車道、歩道、建物のアプローチなど自然環境を重視する場所に用いられます。
自然石舗装
コンクリートベース上にモルタルを敷き、自然石を設置するものです。公園、歩道、建物のアプローチなどの景観舗装に用いられます。
ウッドチップ舗装
間伐材や建設廃材をチップ状にリサイクルしたもので、散策路、公園園路、歩道・遊歩道、ランニングコースなどに用いられます。
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